$ 0 0 京都の北部、西陣には多くのお寺が密集しています。その一角にある古刹「雨宝院」は空海が創建したと伝わり、春は桜の名所として知られています。このお寺の観音堂にひっそりと祀られる優しいお顔の千手観音像はなんと平安前期の作。室町時代の応仁の乱の大火にも耐え、42本あった手を10本に減らしながらも満身創痍の姿で歴史を伝えるその姿に計り知れないパワーを感じます!